微少デジメタ

本装置は2液性液体樹脂を計量・混合吐出する装置です。
特にA剤とB剤の計量比が100:1～10と差が大きく、粘度の差も大きい樹脂仕様で従来自動化が難しいと手作業に頼っていた作業を自動化することが可能です。
粘度が低く、しかもほんの少量だけを添加するB剤（またはキャタリスト）をデジタル的に計量することで欠落することなしに連続的に安定計量することができます。
B剤は末端の使い捨てタイプのスタティックミキサに吐出されるため、途中の機器や経路で硬化が発生することはありません。
B剤が一定に吐出しているかどうかは、材料タンクに取り付けた特殊なセンサーにより監視され、消費されていない場合は警報を発します。
開発されたDSミキサは溶剤を使用しない使い捨てタイプのプラスチックミキサです。取替えがワンタッチで行えます。
計量比は100：1～100：10の範囲で設定を変更することができ、1回の吐出も20mL～100mLの範囲で調整することができます。